ステラパックというサービスを幅広く認知させるために、YouTubeなどの動画広告を積極的に活用していくことになりました。加盟店さんがどんな悩みを抱えているのか調査を行っていく中で、近年、タッチ決済やQR決済など数多くの決済サービスが混在する中、レジ周りがごちゃついてしまったり、店員さんが操作に戸惑ったり。また、お客さまに希望された決済サービスに対応できなかったりと、業種、業態、店舗規模によって多岐にわたる課題を抱えていることが分かりました。ただ、加盟店さんがその課題自体に気づいていないことも事実で、課題に気付いてもらえる動画を制作しようと決めました。制作する本数も限られていたため、伝えたいことは数多くある中でどの課題を訴求したらいいのかを明確にしたいと思っていました。

ターゲットに合った訴求はどれなのかを明確にするのに、 PlayAdsは細かなターゲットをセグメントした上で動画の反応を可視化することができること、さらに制作前のビデオコンテの段階で調査ができることに非常に魅力を感じ、今回導入に至りました。

加盟店さんが抱える複数の課題がある中で、今回のクリエイティブ案では事前のヒアリング調査の上6つのパターンに絞りました。まず絵コンテ、ビデオコンテを動画制作会社さんに作っていただき、それを小売・飲食・美容・個人事業主・チェーンのセグメントに分けてPlayAdsで調査しました。また、動画を見た上でコメントも取得し、抱えているインサイトを洗い出すこともできました。

調査結果をまとめていただいたレポートを見て、どの訴求が一番反応が高かったのか、ターゲットに刺さる訴求になっているのかを見ることができ、訴求選びの判断材料として使うことができました。例えば、"飲食店には「決済サービス増えすぎていませんか？」という訴求が刺さっている"など、セグメントごとに違った反応を見ることができたので、面白かったです。配信時のクリエイティブの出し分けの参考にもさせていただきました。

事前検証による可視化されたデータを踏まえて判断できることで、CMを感覚で作って失敗してしまうなどのリスクを未然に防いだり、認知や獲得への貢献ができるのかどうかを予測することで、自信を持って制作に臨めるのではないかと思います。